「不動心」育成ブログ

自分はダメだと感じている人は、実は向上心のある人。自分の弱さを知っているからこそ、人に優しくなれる。自分本来の素晴らしさを発見し、どんな環境にも動じない「不動心」を育成するブログです。ツイッター@shirota_usao

2013-01-01から1年間の記事一覧

会社にありがちな「慣習」の功罪

「ヤバい経済学」に見る慣習の恐ろしさ 400万部を売り上げたベストセラー「ヤバい経済学」は、経済書としては珍しく映画化が成され、全世界で大きな反響を呼んだ。経済界の不条理やカラクリを独特の切り口で解説する同作は、アメリカ人の著書でありながら…

クラウドソーシングの衝撃!ニーズは変革から生まれる

発想の転換。一つの仕事を世界の誰かとシェアする 最近「クラウドソーシング」という言葉が頻繁に取り沙汰されるようになった。11月11日に書いた記事「非常識が生み出す大二極化時代」では、常識では考えられない経済界のスピード感について述べたが、クラウ…

おっさんを貸し出すという武器

1時間1000円「おっさんレンタル」その正体とは? http://a.excite.co.jp/News/column/20131008/Joshispa_20131008_00037746.html 少し前になるが、Yahoo検索ランキングで「おっさんレンタル」というワードが上位表示されていた。これは一体何だ?と思って見て…

非常識が生み出す大二極化時代

◼︎勝ち組、負け組が現れる「消費の二極化」 中間決算から見えてきた業界の明暗http://matome.naver.jp/m/odai/2138145573593395201 上記の記事は、消費の二極化について非常にわかりやすくまとめられていていた。 私が大学生だった頃は、洋服もデザイナーズ…

誰にも起こりうる「嫌われ恐怖症」に打ち勝つ

◼︎人から嫌われることが怖くなった私の人生経験 私は以前、「嫌われ恐怖症」に随分苦しんだ経験がある。 「嫌われ恐怖症」とはいわゆる対人恐怖症の一種だ。人に悪口を言われているのではないかと考えたり、嫌われたくないために必要以上に気を遣ったりして…

⑥ 反論する方法【オフェンス編 2 】

前回の記事:⑤ 反論する方法【オフェンス編 1 】 キャパシティの中で妥結点を見出す 議論で平行線が続けば、お互い納得した上で折り合いをつけることは難しい。にもかかわらず、議論というのは往々にして平行線をたどることになる。中には、とにかく何でもか…

⑤ 反論する方法 【オフェンス編 1 】

前回の記事:④ 反論する方法【ジャブ編】 理詰めでまくし立てるタイプに共通するのは、必要以上に物事を難しく仕立て上げ、こちらの理解を得ないうちに強引に主張を通すところである。前号までは、質問というジャブを繰り出すことで、まずは相手の機先を封じ…

④ 反論する方法 【ジャブ編 3 】

成功事例はあるのか 他人を真剣に説得する場合、私たちは物事の悪い部分について、なるべく触れられないように工夫をする。勘付かれた時は仕方ないけれど、マイナス要素は誰でも隠しておきたいものだ。 物事は100%良いということはあり得ないわけで、少しで…

③ 反論する方法 【ジャブ編 2 】

前回の記事:② 反論する方法 【ジャブ編】 前号では、素人がするような単純な質問が反論する上で効果的であることを説明した。これは、ボクシングでいうところのジャブを打つ動作と同じで、攻撃へ転じるための布石をいろいろな角度から探っているわけだ。 相…

② 反論する方法 【ジャブ編 1 】

単純な質問をしよう単純で根本的な質問を返すこと。しかも質問は単純であればあるほどいい。効果的な反論方法として、まずはこれを挙げてたい。反論できない人というのは、日常あまり質問していないことが多い。一つの理由として、場違いなことを言って恥を…

① 反論する方法

寛容な私、反論しなくてもいい?デール•カーネギーは、人間関係を円満にするには、相手を説き伏せてはならないと提唱している。名著「道は開ける」に出てくるこの内容は究極の真理といえるし、世界的ベストセラーとして永く読み継がれているのは、実に多くの…

小さなプライドは百害あって一利無し

節約中、お金のかかるお誘いを上手に断る5つの方法 http://www.lifehacker.jp/sp/2013/10/131004say_no_to_spending.html この記事を見て、なるほど、私たちの持っている日常の小さなプライドが、いかに自分自身を苦しめているかを実感した。飲み会や遊びの…

なぜ大半の企業がブラック企業なのか

ブラック企業の事情 ・グレーゾーンな条件での労働を、意図的・恣意的に従業員に強いる。 ・長時間労働(サービス残業)を従業員に強いたりする。 ・パワーハラスメントという心理的、暴力的強制を常套手段としている。 ブラック企業の主な特徴である。 過酷…

掃除が人生を豊かにする

興味深い般若心経の解釈 最も馴染み深いお経である般若心経。たびたび出てくる「そわか」という言葉の意味について興味深い解釈があった。法事などでも、あまりお経の意味を考えたことはなかったが、仏教最高の経典は人生の大切な指針を示してくれている。 …

『半沢直樹』が語る 親友はどこまでも親友

『半沢直樹』高視聴率の背景 ドラマ『半沢直樹』の最終回が記録的な高視聴率を叩き出した。緻密に描かれた人間心理と俳優陣の迫真の演技は毎回ハラハラドキドキさせられる。何より半沢の歯に衣着せぬ発言は、誰もが共感する会社の不条理に対して見事に核心を…

② 徳川家康に学ぶ不動心の真髄

前号の記事→: ① 徳川家康に学ぶ不動心の真髄 伊賀越え、三方ヶ原の戦いなど一時は死を覚悟したともいわれる危機を幾度となく乗り越えてきた徳川家康。嫡男信康の殺害と清州同盟の存続は、家康の前半生において最大の試練として立ちはだかりました。 信康殺…

① 徳川家康に学ぶ不動心の真髄

「鳴かぬなら、鳴くまで待とうホトトギス。」徳川家康の性格を端的に表したホトトギスの句はとても有名です。 たくさんの偉人の英雄譚が語り継がれていますが、徳川家康ほど多くの苦難を乗り越えてきた人物はいないでしょう。常に死と隣り合わせの下剋上の時…

② ネガティブ思考がやめられないのは当たり前

前回の記事→: ① ネガティブ思考がやめられないのは当たり前 まずは人間脳の性質を理解する 人間は、放っておくと過去を振り返る傾向があります。過去の失敗や嫌な思い出を振り返ったとき、私たちは心身に不調をきたし、ひどい場合は精神疾患に陥ることもあ…

① ネガティブ思考がやめられないのは当たり前

「ポジティブに考えよう」という何となくカッコいい言葉 私は数年前までかなり深い精神疾患に苛まれていました。精神的に追い詰められると、体にもいろいろと不調をきたし、呼吸することさえまるで鉛のように息苦しくなってくるのです。ネガティブ思考の人間…

③ 緊張は場数をこなすことで治るのか?

前回の記事→ ② 緊張は場数をこなすことで治るのか? 緊張体験から学んだ教訓 私の人生で最も苦い恥ずかしい思いをした結婚式スピーチを振り返ってみると、今さらながらに気付かされることがある。シャンパングラスを手に持って話をすれば一体どういうことに…

② 緊張は場数をこなすことで治るのか?

前回の記事→ ① 緊張は場数をこなすことで治るのか? 場数の数には限りがない 私たちの外的環境(時間、場所、物事の経緯など)は常に刻々と変化していくため、場数は数限りなく存在するのだ。逆を言えば、仮にもしこれが、同じ会議室で同じ議題、同じ出席者…

① 緊張は場数をこなすことで治るのか?

人生で最も辛かった緊張体験 極度な緊張から自分の言いたいことをうまく表現できない人がいる一方で、全く臆することなく、まるで台本を読んでいるかのような話ぶりで人々を魅了する人もいる。 同じ人間なのにこれは一体どういうことだろうか? 緊張しない人…